南国の夜

作曲 Agustin Lara and Ned Washington



歌い出し〜
 
つきはかがやく みなみの
   はるかなる ゆめのくによ〜


 
ワイアンが静かなブームです。
 一昔前のハワイアンといえば、夏休みに行った流れるプールで一日中かかっていたり、真夏のビアガーデンのBGM・・・そんな非日常的でちょっとチープなイメージが強かったのですが、今ではごく普通の女子高生の間でもウクレレを弾くのがおしゃれなんだそうです。あのモー娘。が高木ブーとハワイアンのCDをリリースしたり、シャンプーのCMでウクレレが効果的に使われていたりと、若い人達にもグッと身近になっています。さらに女性たちの間ではフラダンスも人気で、フラを通じてハワイの精神世界を学ぶ人も増えてきて、単なる流行の次元を超えてきたともいえるでしょう。「南国の夜」はそんなハワイアンが日本で最初にブームになった時に流行った1曲です。

 もともとはアグスティン・ララとネッド・ワシントンが作った「ベラクルスの夜(Noche De Veracruz)」が原曲ですが、1938年にパラマウント映画「セニョリータ(Tropic Holiday)」の主題歌として我が国に登場し、さらに日本語の歌詞が付けられたことで、日本における「ハワイアン音楽」のジャンルでの名曲に数えられるようになりました。
 花や星がモチーフとなった、明るくハッピーなハワイアンではなく、Bmのメロディーにのった詞はグッと大人の雰囲気。曲を通じてでてくる二拍三連(通常2個音符が入るところに、3個入ってる)のリズムがまた切なくて、スチールギターに似合います。よく歌われている日本語詞はこんな感じです。

 むせび泣くギターの調べ 常夏の月の浜辺
  君がみどりの黒髪 恋に泣く肩にふるえ
 ささやきにうるむ瞳 高鳴るは胸のうずき・・・
 
 当店リーダーM師匠の一押しであるこの歌、南国の夜、もといラウムの夜に、たっぷり浸りに来てくださいませ。ウクレレを見るとつい「あ〜〜やんなっちゃった♪」と歌ってしまう貧困なイメージから脱出して、ゆったりとフラダンスを踊れるようになりたいHでした。マハロ。
by ak